経済産業省が2026年5月に公表した「2026年版ものづくり白書」によると、DXを推進している中小製造業の53.5%はCEO・社長が直接主導しています。一方、大企業では78.6%がIT・システム部門主導で、推進体制の構造が企業規模によって大きく異なります。社内横断組織が主導した場合に成果獲得率が高くなる傾向も示されています。
調査概要
経済産業省が2026年5月29日に閣議決定・公表した「2026年版ものづくり白書」の分析結果です。製造業のDX推進体制(主導部門・役職)を企業規模別に調査しています。中小製造業:CEO・社長主導53.5%・CIO主導17.3%。大企業:IT・システム部門主導78.6%。社内横断組織・経営企画部門主導の場合の成果獲得率:31.7%。
ひとことで言うと?
中小製造業では「社長がDXを引っ張らないと進まない」という構造があります。トップダウン意思決定の速さという利点がある一方で、社長の優先度次第でDXが止まるというリスクもあります。社長主導でスタートしても、早期に推進担当者を育てることが持続性のカギです。
インパクトデータ:中小製造業のCEO主導DX推進率 53.5%(2026年)
2026年版ものづくり白書によると、DXを推進している中小製造業の53.5%がCEO・社長主導で進めています。成果の観点では、社内横断組織や経営企画部門が主導する場合に「想定通りの成果を獲得」する割合が31.7%と相対的に高く、専任組織の整備が成果創出に寄与していることが示されています。
このデータをプレゼンで使うには?
①誰に向けて話すか②次のスライドで何を話すか、を入力するだけで、このインパクトデータを使ったプレゼン冒頭のトークスクリプトを生成AIに作ってもらうためのプロンプトが自動生成されます。生成されたプロンプトをそのままChatGPTやClaudeなどに貼り付けてください。
よくある質問
Q. 中小製造業でCEO主導のDX推進は持続しやすいですか?
A. 意思決定のスピードと予算承認のしやすさという点では優位です。ただしCEOの関心が他の課題に移ると推進が止まるリスクがあります。「DX推進担当者」を1名指名して伴走させる形が、持続性を高める現実的な方法です。
Q. 中小製造業が推進体制を強化するために最初に取るべき行動は何ですか?
A. 社長が「DX推進担当者」を1名指名することが第一歩です。IT専門家でなくても、社内業務を熟知した人材を兼務で充てる形でも機能します。担当者が外部のITベンダーや商工会・支援機関と接点を持てる環境を整えることで、社長一人への依存を下げながら推進体制が育っていきます。
Q. このデータはどこから取得できますか?
A. 経済産業省が2026年5月29日に公表した「2026年版ものづくり白書」から取得できます。経済産業省のウェブサイト(meti.go.jp)からPDFが公開されています。
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