警察庁が2026年5月に公表した確定値によると、オレオレ詐欺の被害者のうち20代・30代が占める割合は27.9%(前年比+14.4ポイント)に達しました。20代の被害は前年比+361.7%、30代は+329.3%とそれぞれ約4倍に急増。「特殊詐欺の被害者は高齢者」という常識が、統計の上で明確に崩れ始めています。
調査概要
警察庁が2026年5月22日に公表した「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」をもとにした分析結果です。オレオレ詐欺の認知件数14,489件を年代別にみると、80代以上が3,235件(前年比+23.4%)と最多で、次いで70代2,453件(+70.1%)、30代2,284件(+329.3%)、20代1,759件(+361.7%)の順。20代・30代を合わせた認知件数の割合は27.9%(+14.4ポイント)に上りました。
ひとことで言うと?
オレオレ詐欺の被害者に、20代・30代の若い世代が急速に加わっています。背景にあるのは、警察官をかたって「あなたが捜査対象だ」「口座が犯罪に使われている」と迫るニセ警察詐欺の台頭です。家族を装う従来型は高齢者を狙う手口でしたが、公権力を装う手口は社会経験の浅い若年層ほど「疑うこと自体が後ろめたい」心理を突かれやすく、被害が広がりました。実際ニセ警察詐欺の被害者は30代が最多です。特殊詐欺全体でも高齢者被害の割合は51.3%(-14.0ポイント)まで低下しており、防犯の呼びかけを高齢者だけに向ける時代は終わりつつあります。
インパクトデータ:オレオレ詐欺被害の27.9%が20〜30代(令和7年確定値・警察庁)
被害者の年代構成が変わる一方で、金額の重心は依然として高齢層にあります。20代・30代はオレオレ詐欺の認知件数の27.9%を占めますが、被害額でみると12.4%にとどまり、「件数は若者・金額は高齢者」という二重構造です。若年層は狙われる件数が多く1件あたりの被害が比較的小さい傾向にあります。企業の新人研修でも「若手も等しく標的」という前提での注意喚起が求められます。
このデータをプレゼンで使うには?
①誰に向けて話すか②次のスライドで何を話すか、を入力するだけで、このインパクトデータを使ったプレゼン冒頭のトークスクリプトを生成AIに作ってもらうためのプロンプトが自動生成されます。生成されたプロンプトをそのままChatGPTやClaudeなどに貼り付けてください。
よくある質問
Q. オレオレ詐欺の被害者はどの年代が多いですか?
A. 警察庁の令和7年確定値によると、認知件数は80代以上3,235件・70代2,453件が上位を占めますが、30代2,284件・20代1,759件が続き、20代・30代を合わせた割合は27.9%(前年比+14.4ポイント)に達しました。20代は前年比+361.7%、30代は+329.3%と、いずれも約4倍に急増しています。
Q. なぜ若い世代のオレオレ詐欺被害が増えているのですか?
A. 警察官をかたる「ニセ警察詐欺」の急増が主因とみられます。この手口の被害者は30代・20代が最も多く、「口座が犯罪に使われている」「逮捕状が出ている」と公権力を装って迫るため、家族を装う従来型と異なり社会経験の浅い若年層が信じ込みやすいと考えられます。
Q. このデータはどこから取得できますか?
A. 警察庁が2026年5月22日に公表した「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」から取得できます。警察庁の特殊詐欺対策ページで広報資料PDFが公開されています。
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