警察庁が2026年5月に公表した「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」によると、特殊詐欺で犯行の最初に用いられた接触ツールは78.8%が「電話」です。メール・メッセージは13.8%、ポップアップ表示は4.6%にとどまり、フィッシング全盛の時代でも特殊詐欺の入口は圧倒的に音声であることが示されています。
調査概要
警察庁が2026年5月22日に公表した「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」をもとにした分析結果です。被害者を欺罔する手段として犯行の最初に用いられた当初接触ツールの総認知件数に占める割合:電話78.8%(前年比-0.2ポイント)・メール・メッセージ(SMS・SNS・電子メール)13.8%(+3.8ポイント)・ポップアップ表示4.6%(-4.2ポイント)・はがき・封書等2.7%(+0.5ポイント)。
ひとことで言うと?
迷惑メール対策やフィッシング教育が進む一方で、特殊詐欺の約8割は今も1本の電話から始まっています。手口別に見るとオレオレ型特殊詐欺と還付金詐欺では電話が9割以上を占め、「音声で信頼させ、心理的に追い込む」古典的な手法が全く衰えていません。一方で架空料金請求詐欺ではメール・メッセージが47.9%(+20.0ポイント)と急伸しており、手口によって入口の使い分けが進んでいます。防犯・セキュリティ研修では「メールだけ警戒しても半分も守れない」ことを示す数字です。
インパクトデータ:当初接触の78.8%が電話(令和7年確定値・警察庁)
警察庁の確定値によると、令和7年の特殊詐欺の総認知件数は27,832件(前年比+32.3%)、被害総額は1,423.1億円(+98.0%)と大幅に増加しました。その入口の78.8%が電話です。特に警察官をかたる「ニセ警察詐欺」の急増が電話経由の被害を押し上げており、警察が把握した「予兆電話」(資産や家族構成を探るアポ電など)は331,653件と前年比+71.4%に達しました。1か月あたり約2.8万件の予兆電話が観測されている計算で、着信への警戒は「高齢の親に伝える防犯知識」の最優先事項といえます。
このデータをプレゼンで使うには?
①誰に向けて話すか②次のスライドで何を話すか、を入力するだけで、このインパクトデータを使ったプレゼン冒頭のトークスクリプトを生成AIに作ってもらうためのプロンプトが自動生成されます。生成されたプロンプトをそのままChatGPTやClaudeなどに貼り付けてください。
よくある質問
Q. 特殊詐欺はどのような手段で始まりますか?
A. 警察庁「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」によると、犯行の最初に用いられた接触ツールは電話が78.8%で圧倒的多数です。メール・メッセージは13.8%、パソコンやスマートフォンのポップアップ表示は4.6%、はがき・封書等は2.7%でした。
Q. 手口によって接触手段は違いますか?
A. 大きく異なります。オレオレ詐欺・預貯金詐欺・キャッシュカード詐欺盗(オレオレ型特殊詐欺)と還付金詐欺では電話が9割以上を占める一方、架空料金請求詐欺ではメール・メッセージが47.9%(前年比+20.0ポイント)と最多で、電話は23.3%、ポップアップ表示は21.2%です。パソコンのウイルス感染を装う「サポート詐欺」はポップアップ経由が典型例です。
Q. このデータはどこから取得できますか?
A. 警察庁が2026年5月22日に公表した「令和7年における特殊詐欺及びSNS型投資・ロマンス詐欺の認知・検挙状況等について(確定値)」から取得できます。警察庁の特殊詐欺対策ページで広報資料PDFが公開されています。
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