中小企業庁が2026年4月に公表した「2026年版中小企業白書」によると、OFF-JT(Off-The-Job Training:外部研修・集合研修など業務外での人材育成)を実施している中小企業は34.1%にとどまります。また、OFF-JT実施企業の付加価値額増加率(中央値)は22.6%であり、未実施企業より高い傾向が示されています。中小企業の人材育成投資が生産性向上の鍵であることが数字で裏付けられています。
調査概要
中小企業庁が2026年4月24日に閣議決定・公表した「2026年版中小企業白書」の分析結果です。中小企業の人材育成投資の実態(OJT・OFF-JT実施状況)と、その付加価値増加効果を調査しています。OFF-JT実施率(中小企業):34.1%。参考:社内研修実施企業で「期待効果を達成・超えた」割合:91.4%(中小企業白書2026・中小企業IT研修効果)。OFF-JT実施企業の付加価値額増加率(中央値):22.6%(OJT・OFF-JT両方実施時も同等)。OFF-JTとは:従業員が通常の業務から離れて実施する訓練(外部研修・セミナー参加・e-ラーニング・資格取得講座など)。OJTとは:日常の業務を通じて行う実地訓練(先輩社員による指導・業務ローテーション等)。
ひとことで言うと?
34.1%という数字は「中小企業の3社に2社は外部研修に投資していない」ことを意味します。OJT(先輩から後輩への実地指導)は多くの中小企業で行われていますが、体系的なOFF-JT(外部研修・専門教育)を実施している企業は少数派です。しかし、OFF-JT実施企業の付加価値増加率(22.6%)が示すように、人材育成への投資は生産性向上と直結します。91.4%の社内研修効果達成率(同白書・別データ)と合わせて考えると、「やれば効果が出る」にもかかわらず「やっていない」企業が多い──これが日本の中小企業の人材育成の現状です。
インパクトデータ:中小企業のOFF-JT実施率 34.1%(2026年)
2026年版中小企業白書によると、OFF-JT(外部研修・集合研修など)を実施している中小企業は34.1%で、3社に2社は外部研修への投資を行っていません。一方でOFF-JT実施企業の付加価値額増加率(中央値)は22.6%と高く、研修投資が生産性向上に直結していることが示されています。
このデータをプレゼンで使うには?
①誰に向けて話すか②次のスライドで何を話すか、を入力するだけで、このインパクトデータを使ったプレゼン冒頭のトークスクリプトを生成AIに作ってもらうためのプロンプトが自動生成されます。生成されたプロンプトをそのままChatGPTやClaudeなどに貼り付けてください。
よくある質問
Q. OFF-JTとOJTはどう使い分けるのが効果的ですか?中小企業向けのアドバイスを教えてください。
A. OJTは「実際の業務を通じた習得」、OFF-JTは「体系的な知識・外部の最新知識の習得」に向いています。最も効果的なのは「OFF-JTで概念・知識を学び→OJTで実業務に適用する」という組み合わせです。費用を抑えるにはeラーニング(Udemy等・月額数千円)と社内実践の組み合わせが適しています。
Q. 中小企業が人材育成に使える補助金・助成金にはどのようなものがありますか?
A. 人材開発支援助成金(厚生労働省)が代表的で、OFF-JTの外部研修費用の60〜75%(中小企業)を補助します。特にIT・DX関連研修は「デジタル化支援コース」として補助率が高く設定されています。申請のポイントは実施前に「訓練計画届」を提出することで、事後申請は認められません。
Q. このデータはどこから取得できますか?
A. 中小企業庁が2026年4月24日に公表した「2026年版中小企業白書」から取得できます。中小企業庁のウェブサイト(chusho.meti.go.jp)からPDFとHTML版が公開されています。
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