バックアップも暗号化されたが73%|2024年 警察庁

ランサムウェア被害でバックアップが復元できなかった理由の73%は「バックアップ自体が暗号化された」——オフライン保管が必須な理由(警察庁 令和6年サイバー脅威統計)のグラフ セキュリティ

警察庁が2026年3月に公表した「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によると、バックアップからの復元ができなかった74件のうち、「バックアップ自体も暗号化された」が54件・73%を占めています。ランサムウェアはバックアップデータまで暗号化する手口を標準的に使っており、同一ネットワーク上に置かれたバックアップは意味をなさないことが統計で裏付けられています。

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調査概要

警察庁が令和7年3月13日(2026年3月13日)に公表した「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」の資料編データ(P48)をもとにした分析結果です。対象:ランサムウェア被害でバックアップから復元できなかった74件。復元できなかった理由の内訳:バックアップも暗号化54件(72.9%≒73%)・運用不備14件(18.9%)・その他6件(8.1%)。

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ひとことで言うと?

「バックアップを取っているから安心」が通用しない最大の理由は、バックアップ自体が暗号化されてしまうからです。ランサムウェアはネットワーク内を横断し、接続されているドライブ・共有フォルダ・NAS(ネットワーク接続ストレージ)のバックアップデータも同時に暗号化します。対策はシンプルで「バックアップをネットワークから切り離す(オフライン保管)」か「クラウドバックアップで世代管理を有効にする」の2点です。このデータは「なぜオフラインバックアップが必要か」を1つの数字で説明できます。

インパクトデータ:バックアップ暗号化が復元失敗の原因73%(令和6年・警察庁)

警察庁の資料によると、バックアップを復元できなかった74件のうち54件(73%)が「バックアップも暗号化されていた」ことが原因でした。残りは運用不備(バックアップが古すぎる・保管期間外等)が14件(19%)、その他が6件(8%)です。クラウドバックアップでも「バージョン管理(スナップショット)」が無効になっていたり、バックアップ用の認証情報が本番と共通だったりすると、攻撃者に上書き・削除される可能性があります。世代管理つき・変更不可期間(イミュータブル)の設定が推奨されます。

このデータをプレゼンで使うには?

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AIプロンプト生成
このデータでプレゼンの「つかみ」トークを作る

①誰に向けて話すか②次のスライドで何を話すか、を入力するだけで、このインパクトデータを使ったプレゼン冒頭のトークスクリプトを生成AIに作ってもらうためのプロンプトが自動生成されます。生成されたプロンプトをそのままChatGPTやClaudeなどに貼り付けてください。

よくある質問

Q. バックアップが暗号化されないようにするにはどうすればよいですか?

A. 主な対策は3つです。①オフラインバックアップ(外付けHDDやテープに取得後、ネットワークから物理的に切り離す):最も確実ですが運用コストがかかります。②クラウドバックアップのイミュータブル設定(変更不可・削除不可の期間を設ける):AWS S3 Object Lock・Azure Blob Storage不変ポリシー等が利用可能です。③バックアップ専用の独立した認証情報(本番環境と異なるID・パスワード・多要素認証)の使用:攻撃者が本番の認証情報を奪っても、バックアップにアクセスできなくなります。①②③の組み合わせが最善です。

Q. クラウドバックアップを使っていれば安全ですか?

A. クラウドバックアップでも設定によっては危険な場合があります。注意が必要な設定は①同期型バックアップ(Google Drive・OneDriveなど):本番ファイルが暗号化されると、暗号化ファイルが即座に同期され上書きされます。②削除可能な設定のクラウドバックアップ:攻撃者がバックアップを削除できる場合があります。安全なクラウドバックアップの条件は「バージョン管理(世代管理)が有効」「一定期間は削除・変更不可(イミュータブル)」「バックアップ専用の独立した認証情報を使用」の3点です。

Q. このデータはどこから取得できますか?

A. 警察庁が令和7年3月13日(2026年3月)に公表した「令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」の資料編P48から取得できます。CSVデータはR06_jousei_data_P48_3.csv(バックアップから復元できなかった理由)として警察庁のサイバーセキュリティ統計ページで公開されています。

📎 引用・転載について

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