総務省が2026年2月に公表した「家計調査報告(家計収支編)2025年平均結果」によると、二人以上の世帯のうち勤労者世帯(働いて収入を得ている世帯)に占める「世帯主が60歳以上」の世帯の割合は25.2%でした。働く世帯のおよそ4分の1が、60歳以上の世帯主に支えられている計算です。この割合は2006年には12.6%で、20年でほぼ2倍になりました。
調査概要
総務省統計局が2026年2月に公表した「家計調査報告(家計収支編)2025年平均結果」をもとにした分析です。ここでいう勤労者世帯とは、世帯主が会社員や公務員などとして働き、給与を得ている世帯を指します。二人以上の世帯のうち勤労者世帯に占める「世帯主が60歳以上」の世帯の割合は、2025年平均で25.2%でした。同じ割合を長期でたどると、2006年は12.6%、2010年15.5%、2015年19.8%、2020年23.0%と一貫して上昇しており、20年でほぼ2倍になっています。総務省は上昇の背景として、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の改正を挙げています。2006年4月以降、事業主には定年の引上げ、継続雇用制度の導入、定年の定めの廃止のいずれかの措置を講ずる義務が課され、2021年4月に施行された改正では、70歳までの定年引上げや継続雇用制度の導入などのいずれかの措置を講ずる努力義務が加わりました。なお、二人以上の世帯全体の内訳をみると、勤労者世帯が54.4%、無職世帯が34.8%、個人営業などの世帯が10.8%となっています。
ひとことで言うと?
「働いて稼いでいる世帯」の4分の1は、すでに世帯主が60歳以上になっている、ということです。かつて60歳といえば定年で仕事を終える年齢の代名詞でしたが、いまや60代は現役の稼ぎ手として家計を支える側に立っています。2006年の12.6%から2025年の25.2%へ、20年でほぼ倍増したこの数字は、定年延長や継続雇用の制度化がじわじわと積み上がった結果です。企業にとっては、職場に60代の従業員がいることがもはや例外ではなく前提になったことを意味します。人事制度や研修、業務設計を「新卒から60歳まで」の枠で考えていると、実態から外れていきます。マーケティングの側から見ても示唆があります。シニア=年金生活者という前提でセグメントを切ると、給与収入を持ち住宅ローンや教育費を抱えている60代の勤労世帯を取りこぼしかねません。60歳以上を「引退した層」ではなく「働いて稼いでいる層」として捉え直す必要があります。プレゼンでシニア雇用、人材戦略、世代マーケティングを語る際の導入データとして使えます。
インパクトデータ:働く世帯の25.2%は世帯主が60歳以上(家計調査報告 2025年平均・総務省)
総務省の「家計調査報告(家計収支編)2025年平均結果」によると、二人以上の世帯のうち勤労者世帯に占める「世帯主が60歳以上」の世帯の割合は25.2%でした。働く世帯のおよそ4分の1にあたります。この割合は2006年には12.6%で、定年引上げや継続雇用制度の広がりを背景に、20年でほぼ2倍になりました。
このデータをプレゼンで使うには?
①誰に向けて話すか②次のスライドで何を話すか、を入力するだけで、このインパクトデータを使ったプレゼン冒頭のトークスクリプトを生成AIに作ってもらうためのプロンプトが自動生成されます。生成されたプロンプトをそのままChatGPTやClaudeなどに貼り付けてください。
よくある質問
Q. 働く世帯のうち、世帯主が60歳以上の割合はどのくらいですか?
A. 総務省の「家計調査報告(家計収支編)2025年平均結果」によると、二人以上の世帯のうち勤労者世帯に占める「世帯主が60歳以上」の世帯の割合は25.2%でした。働く世帯のおよそ4分の1が、60歳以上の世帯主の世帯です。
Q. この割合はどのくらいのペースで増えていますか?
A. 2006年は12.6%で、20年でほぼ2倍になりました。2010年15.5%、2015年19.8%、2020年23.0%と一貫して上昇しています。総務省は背景として、2006年4月以降に事業主へ課された定年の引上げ・継続雇用制度の導入・定年の定めの廃止などの措置を挙げています。
Q. このデータはどこから取得できますか?
A. 総務省統計局が2026年2月に公表した「家計調査報告(家計収支編)2025年平均結果」から取得できます。総務省統計局のウェブサイトで概要のPDFと統計表が公開されており、世帯主が60歳以上の世帯割合の推移は参考資料に掲載されています。
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