JIPDECの企業IT利活用動向調査2026によると、組織としてAIを実践・活用している企業(全社業務で積極活用+特定業務領域での活用+新ビジネス開発への活用の合計)は36.0%です(2026年1月調査・n=1,107社)。生成AIを「業務で一度でも利用したことがある」企業(45.9%)と比べ約10ポイントの差があり、「使ったことはある」から「組織として実践している」への移行が大きな課題となっています。
調査概要
JIPDECが2026年に公表した「企業IT利活用動向調査2026(AI活用編)」の結果です。国内企業1,107社を対象にAIの活用状況・成熟度・効果・課題を調査しています。AI活用成熟度として「全社業務で積極活用」「特定業務領域で活用」「新ビジネス開発に活用」を「実践・活用」と定義すると36.0%、これに対して「業務で生成AIを一度でも使ったことがある」企業は45.9%(同調査)と、両者には約10ポイントの差があります。
ひとことで言うと?
「試したことはある」と「組織として使いこなしている」の間には大きな溝があります。45.9%が生成AIを業務で利用したことがある一方、組織として実践・活用している企業は36.0%にとどまり、約10ポイントが「個人的に試した」「一部の部署が使っている」レベルで止まっていることを示しています。AI活用を組織全体に根付かせるためには、ガバナンス整備・人材育成・業務プロセスへの組み込みが必要であり、これが「本格活用の壁」の正体です。
インパクトデータ:AI実践・活用企業 36.0%(2026年)
組織としてAIを実践・活用している企業は36.0%です。一方、生成AIを業務で一度でも利用したことがある企業は45.9%(同調査)であり、その差分9.9ポイントが「利用経験はあるが組織的実践には至っていない企業」の割合を示します。AI活用成熟度の内訳(参考):全社業務で積極活用(最高段階)・特定業務での活用・新ビジネス開発への活用の合計が36.0%。残り64%の企業はAI未活用または試行・検討段階にあります。経営課題の重点投資領域として「データ・AI活用」を選んだ企業は29.4%(同調査)であり、今後の活用拡大が期待されます。
このデータをプレゼンで使うには?
①誰に向けて話すか②次のスライドで何を話すか、を入力するだけで、このインパクトデータを使ったプレゼン冒頭のトークスクリプトを生成AIに作ってもらうためのプロンプトが自動生成されます。生成されたプロンプトをそのままChatGPTやClaudeなどに貼り付けてください。
よくある質問
Q. 「組織としてAIを実践・活用している」と「業務でAIを試したことがある」の違いは何ですか?
A. 「試したことがある」は個人レベルでChatGPTを使ってみた・特定部署が実験的に使ったなど、組織的な導入判断なしに使われているケースを含みます。「組織として実践・活用」はAI活用ポリシーの策定・予算配分・業務プロセスへの正式組み込み・成果測定などが行われており、組織の意思決定としてAIが位置づけられている状態を指します。
Q. 企業がAI活用を「試行」から「実践」フェーズに移行するための鍵は何ですか?
A. ①経営トップのコミットメントとAI投資の予算化、②AI活用のユースケースを具体化し成果(KPI)を設定、③AI活用ガイドライン・セキュリティポリシーの策定、④AIリテラシー教育・社内チャンピオン(推進者)の育成、⑤小さな成功事例を全社展開するためのナレッジ共有の仕組み、の5つが鍵とされています。ツール導入だけでは実践フェーズに移行できません。
Q. このデータはどこから取得できますか?
A. JIPDECが2026年に公表した「企業IT利活用動向調査2026(AI活用編)」から取得できます。JIPDECのウェブサイト(jipdec.or.jp)から調査結果の概要が公開されています。
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