AIを使う理由1位は「無料」53.9%|2025年度・総務省

DX・デジタル化

総務省が2026年7月に公表した「令和8年版 情報通信白書」によると、生成AIを使ったことがある人にその理由を尋ねたところ、日本で最も多かった回答は「利用にかかるお金が無料又は安い」で53.9%でした。2位の「時間や手間を省いてくれ、作業の効率が上がる」42.8%を11.1ポイント上回っています。

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調査概要

総務省が2026年7月に公表した「令和8年版 情報通信白書」の第Ⅰ部(AI特集)をもとにした分析です。原調査は総務省の「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」の2025年度個人向け調査で、2026年1月から2月にインターネットアンケートとして実施されました。有効回答数は日本1,236人(15歳から69歳)です。この設問の対象は、何らかの生成AIサービスを「使っている(過去使ったことがある)」と回答した人に限られます。日本でその割合は58.8%で、2024年度調査の26.7%から大きく増えました(2024年度までの調査対象は20歳以上で、2025年度から15歳から19歳が加わっている点に留意が必要です)。利用理由は多い順に「利用にかかるお金が無料又は安い」53.9%、「時間や手間を省いてくれ、作業の効率が上がる」42.8%、「多様な発想や視点を示してくれる」34.1%でした。白書によると、ドイツは日本とよく似た傾向で、米国では「他の人に相談・依頼しにくいことを聞ける」、中国では「自分の意図やアイデアを形にしてくれる」と回答した割合が比較的高くなっています。

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ひとことで言うと?

日本で生成AIが広がった一番の理由は「タダだから」だった、ということです。作業が速くなる42.8%や、発想が広がる34.1%といった中身の価値よりも、無料または安いという入口の条件が上に来ました。無料プランの存在が、この2年間で利用経験率を26.7%から58.8%へ押し上げた大きな要因だったと読めます。この順位はサービスを提供する側にも、社内で使う側にも示唆があります。提供側から見れば、価格が最大の入口である以上、有料プランへの移行や法人契約への転換は簡単ではありません。使う側から見れば、無料版が業務でそのまま使われている可能性が高く、入力した情報の扱いをどう決めているかが問われます。海外との比較も示唆的です。米国は「他の人に相談・依頼しにくいことを聞ける」、中国は「自分の意図やアイデアを形にしてくれる」が比較的高く、AIに何をさせたいかが具体的です。日本はまだ、安いから触ってみるという段階に多くの人がとどまっている、という見立てができます。次の段階に進むには、無料だから使う人に対して、何ができるかを具体的に示す機会が要ります。プレゼンで生成AIの社内展開、料金設計、情報管理ルールを語る際の導入データとして使えます。

インパクトデータ:生成AIを使う理由1位は「無料又は安い」53.9%(令和8年版情報通信白書・総務省)

総務省の「令和8年版 情報通信白書」によると、生成AIを使ったことがある人が挙げた利用理由の1位は「利用にかかるお金が無料又は安い」で53.9%でした。2位の「時間や手間を省いてくれ、作業の効率が上がる」42.8%を上回っています。

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AIプロンプト生成
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①誰に向けて話すか②次のスライドで何を話すか、を入力するだけで、このインパクトデータを使ったプレゼン冒頭のトークスクリプトを生成AIに作ってもらうためのプロンプトが自動生成されます。生成されたプロンプトをそのままChatGPTやClaudeなどに貼り付けてください。

よくある質問

Q. 生成AIを使う理由で最も多いものは何ですか?

A. 総務省の「令和8年版 情報通信白書」によると、日本では「利用にかかるお金が無料又は安い」が53.9%で最も多い回答でした。次いで「時間や手間を省いてくれ、作業の効率が上がる」42.8%、「多様な発想や視点を示してくれる」34.1%が続きます。

Q. この割合は誰を対象にした数字ですか?

A. 何らかの生成AIサービスを「使っている(過去使ったことがある)」と回答した人が対象です。日本の回答者1,236人のうち、この利用経験がある人は58.8%でした。2024年度調査の26.7%から大きく増えています。

Q. このデータはどこから取得できますか?

A. 総務省が2026年7月に公表した「令和8年版 情報通信白書」の第Ⅰ部から取得できます。総務省のウェブサイトで白書本編のPDFとデータ集が公開されており、生成AIサービスの利用理由の図表が掲載されています。

📎 引用・転載について

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