判定AIを利用している63%|2026年・IPA

判定(分類)AIを利用している人は63%のグラフ セキュリティ

IPAが2026年6月に公表した「AIの動作・分析・利用等の説明に関する意識調査」によると、判定(分類)AIを「利用している」企業従業員が63%に達しています(2026年3月調査・n=2,000)。生成AI(95%)に比べるとやや低いものの、判定AIは与信審査・採用スクリーニング・品質検査・異常検知など、個人の権利や業績評価に影響する場面でも広く使われており、その透明性や説明責任が課題として浮上しています。

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調査概要

IPAが2026年6月1日に公表した「テクニカルウォッチ:AIの動作・分析・利用等の説明に関する意識調査」の結果です。調査期間は2026年3月13〜24日、対象は大企業・中小企業×製造業・非製造業の4カテゴリ各500人、計2,000人。判定(分類)AIを「利用している」と回答した割合は63%です。判定AIは「データを入力すると特定カテゴリ(承認/否決・良品/不良品・スパム/正常等)に分類するAI」であり、採用選考・ローン審査・品質管理・不正検知で広く活用されています。

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ひとことで言うと?

生成AIは「文章や画像を作るAI」として広く認知されていますが、判定AIは「結果を出す・判定を下すAI」として、実は多くの職場で静かに稼働しています。採用書類のスクリーニング・顧客の信用スコアリング・製造ラインの品質検査・ウイルス検知──これらはすべて判定AIです。63%がすでに利用経験を持つ一方、判定AI特有の課題「なぜそう判定したのか(説明可能性)」「偏ったデータによる差別的判定(AIバイアス)」への対策は途上にあります。

インパクトデータ:判定AIを利用している従業員 63%(2026年)

判定(分類)AIを「利用している」:63%(n=2,000)。生成AIの利用経験(同調査):95%。20代は判定AI(制御・監視型)を常用する割合が他年代より高い傾向があります。判定AIのユースケース(代表例):①採用・人事評価での候補者スクリーニング、②金融機関での与信・ローン審査、③製造業の外観検査・不良品検出、④サイバーセキュリティの異常検知・スパムフィルタリング、⑤医療での診断補助(画像認識)。EU AI法では採用・信用スコアリング等への判定AIは「高リスクAI」として特別な規制の対象となっています。

このデータをプレゼンで使うには?

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AIプロンプト生成
このデータでプレゼンの「つかみ」トークを作る

①誰に向けて話すか②次のスライドで何を話すか、を入力するだけで、このインパクトデータを使ったプレゼン冒頭のトークスクリプトを生成AIに作ってもらうためのプロンプトが自動生成されます。生成されたプロンプトをそのままChatGPTやClaudeなどに貼り付けてください。

よくある質問

Q. 判定AI(分類AI)と生成AIの違いは何ですか?

A. 判定AI(分類AI)は入力データを「どのカテゴリか」に分類するAIです(例:スパム/正常、良品/不良品、承認/否決)。機械学習の分類モデルがベースで、結果は固定の選択肢から出力されます。一方、生成AIは新しいテキスト・画像・音声・コードなどを「生成」するAIで、ChatGPT・Claude・Geminiなどが代表例です。判定AIは高精度・高速な自動判断が強みですが、判断根拠の不透明性(ブラックボックス問題)が課題で、欧州ではAI法による規制対象になっています。

Q. 判定AIによる「AIバイアス」とはどのような問題ですか?

A. AIバイアスとは、学習データに含まれる偏り(性別・年齢・人種等による不均一なデータ分布)がAIの判定結果に反映され、特定グループに不利な判断が繰り返されることです。例えば「過去の採用実績が男性に偏ったデータで学習した採用スクリーニングAIが女性を不当に落とす」「特定地域の顧客データが少なく信用スコアが不公正に低い」などが典型例です。防止策として、学習データの偏りチェック・定期的な公平性監査・人間によるAI判断の見直しが推奨されます。

Q. このデータはどこから取得できますか?

A. IPAが2026年6月1日に公表した「テクニカルウォッチ:AIの動作・分析・利用等の説明に関する意識調査」から取得できます。IPAのウェブサイト(ipa.go.jp)からレポートPDFが公開されています。

📎 引用・転載について

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