経済産業省が2026年5月に公表した「2026年版ものづくり白書」によると、経済安全保障の取り組みをしていない製造業の36.6%が「何をすべきかわからない」と回答しています。「必要性を感じない」(46.2%)に次ぐ第2位の理由で、意識の有無に関わらず、実際の対応につながっていない企業が多い実態が浮き彫りになっています。
調査概要
経済産業省が2026年5月29日に閣議決定・公表した「2026年版ものづくり白書」の分析結果です。製造業における経済安全保障への取り組みをしていない理由の内訳を調査しています。取り組まない理由:必要性を感じない46.2%・何をすべきかわからない36.6%・対応できる人材不足28.0%・費用対効果がわからない19.7%。
ひとことで言うと?
「わからない」と答えた36.6%は、情報と手順さえ提供されれば動ける可能性があります。経済安全保障推進法(2022年)・重要物資の安定確保・サイバーセキュリティ・輸出管理——これらが製造業に関係する主な領域です。自社の主要部品・原材料の調達先を整理するだけでも、リスクの所在を把握する第一歩になります。
インパクトデータ:経済安保未取組の「対応方法不明」製造業 36.6%(2026年)
2026年版ものづくり白書によると、経済安全保障に取り組んでいない製造業の36.6%が「何をすべきかわからない」と回答しています。「必要性を感じない」(46.2%)と合計すると8割超が何らかの理由で未対応のままです。一方で、情報管理体制・サイバーセキュリティ強化への取り組みは30.7%(前年24.8%)と増加しており、セキュリティを入口とした経済安保対応が広がりつつあります。
このデータをプレゼンで使うには?
①誰に向けて話すか②次のスライドで何を話すか、を入力するだけで、このインパクトデータを使ったプレゼン冒頭のトークスクリプトを生成AIに作ってもらうためのプロンプトが自動生成されます。生成されたプロンプトをそのままChatGPTやClaudeなどに貼り付けてください。
よくある質問
Q. 経済安全保障で「何をすべきかわからない」中小製造業が最初にすべきことは何ですか?
A. まず「自社に関係する経済安保の領域はどこか」を特定することが第一歩です。主要原材料・部品の調達先(中国・台湾・特定国への依存度)、輸出先と用途(規制対象かどうか)、重要インフラ・大手取引先から求められている要件、の3点を確認するだけでも自社リスクの輪郭が見えてきます。経済産業省の「経済安全保障推進法解説」や業界団体のガイドラインを活用してください。
Q. 中小製造業が経済安全保障に取り組む際に使える補助金や支援制度はありますか?
A. サイバーセキュリティ対策についてはIPA(情報処理推進機構)の「中小企業向けセキュリティ対策ガイドライン」が参考になります。IT導入補助金(デジタル化基盤導入類型)はセキュリティ対策ツール導入にも使えます。重要物資の確保については経済産業省の各業界向け補助金スキームがあり、業界団体に確認することをお勧めします。
Q. このデータはどこから取得できますか?
A. 経済産業省が2026年5月29日に公表した「2026年版ものづくり白書」から取得できます。経済産業省のウェブサイト(meti.go.jp)からPDFが公開されています。
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