JIPDEC(一般財団法人日本情報経済社会推進協会)の企業IT利活用動向調査2026によると、生成AIを業務で利用したことがある企業は45.9%にとどまり、まだ54.1%の企業が業務での生成AI利用経験がない状況です(2026年1月調査・n=1,107社)。2025年調査の約45.0%とほぼ横ばいで、生成AIの急速な普及から「定着・活用深化フェーズ」への移行期を示しています。
調査概要
JIPDECが2026年に公表した「企業IT利活用動向調査2026」のAI活用編の結果です。国内企業1,107社(従業員数別・業種別に層化抽出)を対象に、生成AIの業務利用状況や活用成熟度・課題などを調査しています。「生成AIを業務で利用したことがある」と回答した企業が45.9%(YES)、「利用経験がない」が54.1%(NO)で、約半数が業務利用の経験を持つ段階に達しています。
ひとことで言うと?
ChatGPTが公開されてから約3年が経過し、企業の生成AI業務利用率は「5割の壁」手前で踊り場を迎えています。全社推奨から特定部門活用、試験的導入まで含む広義の「利用経験あり」が45.9%であり、この数字は単なる普及率ではなく「業務プロセスに生成AIが組み込まれはじめた企業の実態」を示しています。まだ利用していない54.1%の企業にとっては、競合他社の半数近くが何らかの形で生成AIを使っているという現実が、導入判断の背中を押すデータになりえます。
インパクトデータ:生成AI業務利用企業 45.9%(2026年)
JIPDEC 企業IT利活用動向調査2026(n=1,107社)によると、生成AI業務利用企業は45.9%です。同調査では、生成AIの活用成熟度として「全社的に活用を推奨・定着」「特定部門での活用」「試験的・部分的な活用」の段階に分かれており、全社展開から試験段階まで幅広い活用レベルが存在します。一方、業務での生成AI活用で「効果あり」と回答した企業は80%超に達しており、一度使い始めた企業での評価は高い傾向があります。また、経営課題の重点投資領域として「データ・AI活用」を選んだ企業が29.4%に上り、今後さらなる活用拡大が見込まれます。
このデータをプレゼンで使うには?
①誰に向けて話すか②次のスライドで何を話すか、を入力するだけで、このインパクトデータを使ったプレゼン冒頭のトークスクリプトを生成AIに作ってもらうためのプロンプトが自動生成されます。生成されたプロンプトをそのままChatGPTやClaudeなどに貼り付けてください。
よくある質問
Q. 企業が生成AIを業務で活用している主な用途は何ですか?
A. 文書・レポート作成、コード生成・レビュー、データ分析・集計、顧客対応(チャットボット)、マーケティングコンテンツ生成、社内FAQ対応などが代表的な用途です。特に「分析・レポート作成」での業務効果を認識している企業が多く、日常的な文書業務の効率化に生成AIが活用されています。
Q. 生成AIを業務導入する際の主な障壁は何ですか?
A. JIPDEC調査では、機密情報漏えいリスクへの懸念、ハルシネーション(誤情報生成)の問題、従業員のスキル不足・教育コスト、社内ガバナンスポリシーの未整備などが主な障壁として挙げられています。特にセキュリティ懸念は全社活用推奨企業でも継続的な課題として残る傾向があります。
Q. このデータはどこから取得できますか?
A. JIPDECが2026年に公表した「企業IT利活用動向調査2026(AI活用編)」から取得できます。JIPDECのウェブサイト(jipdec.or.jp)から調査結果の概要や集計データが公開されています。
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